【お薬手帳について】
いつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかを記録しておく手帳です。複数の医療機関を受診する時や転居した時など、お薬手帳を薬剤師に見せるだけでお薬の服用履歴を伝えることができます。お薬手帳は健康管理の力強い味方です。
・ | 津波により医療機関・薬局そのものも、カルテ・薬歴も失われている |
・ | 医療スタッフが短期間で交代する |
・ | 薬の量、種類が乏しくなる(短期間処方、頻回受診にならざるを得ない) |
・ | 在庫される薬の種類や規格が頻繁に変わる |
・ | 避難所移動などが頻繁になる |
・ | 交通手段が無いために(ガソリン不足)いつも通っている医療機関を受診できなくなる |
・ | 手帳の記載情報が処方や使用医薬品の選択、代替薬の提案に非常に役立った |
・ | 被災地の避難所から、2次避難先など、通常の医療提供体制がある地域に移られた際にも、お薬手帳の情報によりその後の医療にスムーズに引き継がれた |
・ | 医療スタッフの間では、カルテ・薬歴代わりとしても活用され、検査値や体調などを書き込んでいくことで、医療スタッフの申し送り・伝言板的な役割も果たせた |
【ジェネリック医薬品について】
A.「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」は、「新薬(先発医薬品)」の特許が切れた後に販売される、新薬と同じ有効成分で安いお薬です。
「ジェネリック」とは「一般的な」という意味で、「ジェネリック医薬品」とは一般的に広く使用され、効能や安全性が確立された医薬品のことを意味します。国家予算の中で年々医療費が膨らみ続けている昨今、ジェネリック医薬品は医療費削減の効果があると期待され、国も使用を推進しています。
A.新薬に比べて、開発費や販売費が抑えられるためです。
ジェネリック医薬品は、新薬開発にかかる莫大な研究・開発費が抑えられるため、先発医薬品と比べて約2~7割ほどお薬代が軽減できます。ジェネリック医薬品を希望する際は、医師または薬剤師にお伝えください。
A.まずは、受診の際、医師にジェネリック医薬品を使いたい旨を伝えてください。
医師へ直接伝えにくい方は、ひかり薬局の薬剤師へお伝えください。